アメリカン☆ヒッツその2

ちょっと間が開き過ぎましたが、その2いってみよう。


James Blake - The Wilhelm Scream

眠い時に聴く曲じゃねーな、こりゃあ…。
これが噂のダブスッテプ?(違ったらごめんなさい)
なんかテンポとドラムのリバーブ感がそんな感じっぽいよね。
しかし終始こんなノリの曲がウケるのか?
眠くならないのか?
なんとも表現し難い曲。 次行ってみよう!


Katy Perry - Firework

なんか映画のワンシーンのようだね。
典型的なヒッツっぽい曲。日本人ウケも良さそうな曲。
カティ?ケイティ?さん、うっすらと聞き覚えの有るような無いようなお名前でございますな。
ファイヤーワークというのは確か花火でしたかね?
まぁ、普通に悪くも無く、まぁ良い曲。
売れていると言われれば、まぁ、納得する感じ。


Vampire Weekend - 'Cousins' (Official Music Video)

海外の良い所はオフィシャルビデオが普通にYouTubeで見放題に解放されている事ですね。(後述)


良い曲だね。こういうノリは個人的に好きです。聞いていて自然と体が揺れますね☆
どうでもいいけどさ、


…ギタリスト(黒いジャケットの人)がミスター・ビーンに見えてしょうがない(笑)


気がついたら最後まで聞いていた。
何言っているのか全然分らないんだけれども、これもまたデスメタルデスボイス同様に、
ボーカルは楽器の一つになっていて、特に聞いていて違和感が無い。
こういう曲は続けて何曲も聞きたくはないんだけれども、
ただ時々、10曲に1曲の割合でリストに入ってくると、
口直しのウェハースみたいにサクッとさっぱり、後腐れ無し的な。(菓子のCMか(笑)


ビデオとしては普通なんですけど、個人的にこう言うのは好きかな。
ドラマ性があったり、歌詞の世界をやたらと表現しまくっているような、
押しつけがましいPVって基本的に好きでは無い。
もちろん、歌詞の雰囲気作りとしてある程度のイマジネーションは欲しいけれどね。




さっきも書いた話しだけれども、
このブログは基本的にYouTubeの映像を主にネタとして書いてます。まぁ、音楽ネタが多いですけれどもね。
最近海外の作品が多いのは、海外の音楽業界がちゃんと次のステージに行っているからですね。
インターネット時代の音楽業界は、これまでの円盤商売なんてもう通用しなくなっているわけです。
円盤に何曲も音楽を入れて、抱き合わせ販売のように纏めて買わせる時代は終わっているんですね。
なんで終わっているのか。
何が終わっているのか。
収益という結果が残せるかどうかです。残せる時代は終わったんですよ。
今や音楽は一曲単位で買う時代ですよ。
音楽商売なんてものはレーベルミュージシャンだけの特権じゃ有りません。
ネット配信で誰でもミュージシャンになれて、誰もが自作の音楽を販売出来る機会を与えられた時代なんです。
そこから注目されて表舞台に飛躍するミュージシャンも海外ではチラホラと出て来始めているそうです。


残念ながら日本の音楽業界は既得権益に縋りたい一心なのでしょう。
日本の音楽業界は芸に能もないのに芸能界を自称する業界になっています。
タレントという名の広告塔を作り上げて適当に感情移入出来そうな歌詞を拵えて、
心に微塵も無い感情を広告塔に唄わせて金を巻き上げる。
まぁ、乗せられてまんまと巻き上げられている国民も馬鹿なんですけど…。
当然、音楽レーベルは音楽の無料配信や映像の無料配信には徹底的に抵抗します。


しかしその抵抗はただ「これまで通りに稼ぎたい」一心で行われる保守的な姿勢でしか有りません。


いくら頑張っても、時代の流れがこれまで通り稼げる状況では無くなっているのだから無駄な足掻きなんですね。
日本人は有形物を資産として認めますが、目に見えない無形物を資産とは認めません。
時代遅れなのはそういう発想の狭さなんだと思います。
目に見えない価値に対価を支払わない日本社会は、権利を主張するためにあの手この手で法律に縋り、
雁字搦めに自縄自縛して自滅しているのが今の芸能界・音楽部門なんですね。
国民を洗脳し、煽動し、物を売ってきた社会は、いつしか逆にその国民感情に縛られるという構図を齎しているわけです。
国民を満足させられればボロ儲けですが、国民の反感を買うと潰される。
もちろん、国民に潰されるのではなく、実際は既得権益を貪る方たちに(国民を使って)潰されるんですが…
今の日本国民は「ひ」といえば、「非、否」という漢字しか出て来ない程、馬鹿にさせられ、
批評や批判は、否評であり、非判であると勘違いしている。
要は言いたい放題ダメ出ししても良いと思い込んでいる。
これはネットの所為だけじゃなくて、日本の国民性として隠匿を好む部分が大きいと思いますが、
日本国民は上から下まで、天皇から乞食まで、みんな隠れてコソコソ人の所為にするのが好きなんだと思います。
なので、市場の解放なんてのは夢のまた夢…
オープンな姿勢をレーベルが執ったとしても、これまでの収益システムが破壊される事を恐れている方たちが
人形と化した国民を使って非難させるわけですね。「批判」という言葉で。
まぁ、頓挫しますわな。


円盤なんか幾ら作ったって雀の泪しか売れないのは判っているのに、いつまでもそれに縋っている。
だから権利を保護する為に日本の楽曲は拘束され、
ユーザーの耳に入るのは国として規制された洗脳音楽しかないという現状が有るのです。
また、それゆえに、YouTubeなどに投稿される楽曲の殆どは直ぐにレーベルの手が回り削除されてしまう。
それは法律上正しい事なので良いでしょう。国民もそれに従うべきです。
しかし、だからといって世に出もしないPVを莫大な金で作り上げておいて、
特にそれを電波放送以外で活用しないのは、間違ってもいないし、悪い事では無いが、時代に合わない。
予め無料配信されてしまえば、制作した経費を無駄にするほど価値は希釈される。
しかも円盤も売れない。
予め買う価値の無い円盤なんか売れなくて当たり前の時代に売ろうとする方が間違いで、
ビデオの製作費を円盤の売り上げで賄おうとするのが既に間違っている。
もうそんな(事が通用する)時代は終わっている。
作りたくなければ作らなければ良い。
でも作るのは人が「目から入る情報を何よりも信じ込む」習性が有るからなんですよ。
日本の音楽映像の殆どは刷り込み効果の為に作られている。もちろん、全てじゃないのは言うまでも無いが。


なんか話が反れまくって意味が解らなくなってきましたが…^^;
単刀直入に言うと、


日本の楽曲をこのブログであまり乗せないのは、消えてなくなってしまってログにならないからです。
要するに、日本は音楽が聞きたかったら金を払えって事です。
誰がそんな情報規制されまくった音楽に金払ってまで聞くか、ボケ。っていうお話でした。